世界のリースリングと京懐石 《柿傳》 が誇る和食の饗宴
ヴィルヘルム・ヴァイル氏 (ロバート・ヴァイル醸造所、独)
ハンター・スミス氏 (フランクランド・エステート、豪州)を迎え、
彼らのリースリングと他国のリースリングを飲み比べ ながら、
京懐石「柿傳」の料理を楽しみました。
ヴィルヘルム・ヴァイル氏 ハンター・スミス氏
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まずは、ロバート・ヴァイル醸造所のスパークリングワインで乾杯!
Robert Weil SEKT b.A. Extra Brut 2006
ロバート・ヴァイル ゼクト b.A. エクストラ・ブリュット
(ドイツ/ラインガウ)
自社畑の厳選したぶどうを使用。瓶内二次醗酵方式で、ルミュアージュ(動瓶)も職人の手で行うというこだわり。美しさをも感じさせる、魅力あふれるリースリングのゼクト(スパークリングワイン)です。
[辛口] アルコール度数:12.9% 酸度:6.8g/L 糖度:3.8g/L
「ラインガウの冷涼な気候により生育期間が長くなり、酸を保ち、ミネラル豊かで、エレガントなものとなります。 このゼクトは限定醸造のため、なかなかお目にかかれないかもしれません」 とヴァイル氏。
ドイツのトップレストランでサービスされているようです。
輸入元:株式会社ファインズ
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FRANKLAND ESTATE
Isolation Ridge vs Poison Hill
同一生産者、同一生産年の “単一畑違い”の飲み比べ
Frankland Estate Isolation Ridge Riesling 2009
フランクランド・エステート アイソレーション・リッジ・リースリング2009
(豪/西オーストラリア/フランランド・リヴァー)
鉄分を感じるフリンティさと、フローラルな香りを持つワインです。口当たりは柔らかく華やかですが、しっかりと個性を主張。灌漑せずにオーガニック農法で畑の特色を出しています。
[辛口] アルコール度数:12% 総酸:6.3g/L
「ワイナリーのある土地の畑がアイソレーション・リッジで、土壌は鉄分を含むコーヒー色をしています。その鉄分が味わいに反映されています」 とスミス氏。
Frankland Estate Poison Hill Riesling 2009
フランクランド・エステート ポイゾン・ヒル・リースリング2009
(豪/西オーストラリア/フランランド・リヴァー)
フランクランドの町のはずれにある北向きの畑からのワイン。繊細ですが凝縮した風味があり、豊かなミネラル感、クリミーで滑らかなテクスチャーと共に長い余韻が楽しめます。
[辛口] アルコール度数:11% 酸度:6.7g/L
「こちらは鉄分を含まない土壌で、アイソレーション・リッジよりもやわらかさがあり、フローラルな風味のあるワインができます」 とスミス氏。
輸入元:ヴィレッジ・セラーズ株式会社 (上記2本とも)
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ニューワールド
ニュージーランド vs アメリカ
伝統国ではない国のリースリングを飲み比べてみました
Daniel Schuster Waipara Riesling 2007
ダニエル・シュスター ワイパラ・リースリング 2007
(NZ/ノースカンタベリー地区/ワイパラ)
世界的にも注目を集めているワイナリー。白桃等を連想させる味わいが印象的です。新鮮で自然なアロマやフレーバーを活かすために発酵させていない果汁をブレンドして瓶熟しています。
*在庫限りで終売の貴重品です
[やや辛口] アルコール度数:10.7% 酸度:6.6g/L 糖度:17g/L
輸入元:株式会社飯田
Ste.Michelle Wine Estates
Chateau Ste.Michelle Columbia Valley Riesling 2008
サン・ミシェル・ワイン・エステーツ
シャトー・サン・ミシェル・コロンビア・ヴァレー・リースリング 2008
(米/ワシントン州/コロンビア・ヴァレー)
香り豊かなこのワインは、コロンビア・ヴァレーのリースリング種の特徴をよく出しています。白桃やりんごなどの爽やかな香りと、フレッシュで長い余韻が楽しめます。
[辛口] アルコール度数:12% 総酸:7.0g/L 糖度:5.9g/L
輸入元:サッポロビール株式会社
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長い歴史を持つ伝統国のリースリングの味わいの違いは?
Leon Beyer Riesling 2008
レオン・ベイエ リースリング 2008
(フランス/アルザス/エギスハイム)
輝きのあるレモンイエロー。エレガントなミネラルのブーケと豊かなミネラル感を備えます。アルザスの教皇「レオン・ベイエ」の最高にドライで男性的なワインです。
[辛口] アルコール度数:12.5% 酸度:8.74g/L 糖度:1.7g/L
輸入元:三国ワイン株式会社
Rudi Pichler Riesling Smaragd Terrassen 2007
ルーディー・ピヒラー リースリング スマラクト テラッセン 2007
(オーストリア/ニーダーエステルライヒ/ヴァッハウ)
ルーディのワイン造りの基本は、「完璧なぶどう」を育てること。健全なぶどうのみからのエレガントな味わいを追求していて、テロワールが明確に表れています。テラッセンはテラスの複数形。つまり急斜面のテラス状畑からのワインです。
[辛口] アルコール度数:12.5% 酸度:6.7g/L 糖度:1.4g/L
輸入元:有限会社ヴォルテックス
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スパークリングワインに始まり、辛口~やや辛口と楽しんできましたが、
リースリングには、食事の最後を飾る甘口ワインもあります。
Robert Weil Riesling Spatlese 2006
ロバート・ヴァイル リースリング・シュペートレーゼ 2006
(ドイツ/ラインガウ)
透明感を感じさせる美しい酸味と、見事な凝縮感を備えています。ヴァイルならではの個性を十分に楽しめる出来栄えのワインです。
[甘口] アルコール度数: 8.0% 酸度:9.0g/L 糖度:116.3g/L
このシュペトレーゼは、11月頃に収穫した遅摘みタイプ(レイトハーベスト)。
貴腐菌は付いていません。
輸入元:株式会社ファインズ
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今回は 世界6カ国、8種類のリースリングワインを味わっていただきました。
ワインのご協力をいただきました、Riesling Ring Club会員でもあるインポーター各社の皆さん、ありがとうございました。
ワインのご協力をいただきました、Riesling Ring Club会員でもあるインポーター各社の皆さん、ありがとうございました。
お気に入りのリースリングワインが見つかりましたか?
和食とのマリアージュで新しい発見はありましたか?
Riesling Ring では、今後もこうした様々なイベントを企画していく予定です。
ご意見やご要望がありましたら、ぜひお気軽にお寄せください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
*
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