2011年8月20日土曜日

【報告】World Trade Tasting 2011 in Sapporo

2011年7月20日(水)、北海道札幌市の「ロイトン札幌」において、リースリング・リング・クラブ(RRC)法人会員6社合同による試飲会『World Trade Tasting 2011 in Sapporo』が開催され、約200人が来場しました。

その一角にリースリング・リング(RR)もブースを出展し、世界各国のリースリングワインを参加者の皆さんに紹介いたしました。

このRRブースにてワインサービスを担当してくださったのが、店のホームページにもリースリングの写真を掲載するほどリースリングが好きという、「祥瑞札幌」(しょんずいさっぽろ)の松岡修司さんです。
松岡さんより当日のレポートが届きましたので、ご紹介させていただきます。

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World Trade Tasting 2011 in Sapporo

日 時:2011年7月20日(水) 12:00~17:00

会 場:「ロイトン札幌」 3階 ロイトンホール

出展者:(株)飯田、ヴィレッジ・セラーズ(株)、ヘレンベルガー・ホーフ(株)、
     布袋ワインズ(株)、日本クリエイティブ(株)、(株)ラック・コーポレーション

レポート: 「祥瑞札幌」 松岡修司氏

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試飲会開始直後は、リースリング・リングブースの認知が低いこともあり、参加者に試飲していただくタイミングがなかったが、私の知り合いが来るようになると、徐々に試飲の機会が増えてきた。
試飲ワインは、ドイツ、フランス(アルザス)、スペイン、アメリカ(オレゴン)、オーストラリア、ニュージーランドなど9アイテム。
私が立っていることを事前に知らせておいた関係者は結構楽しみにしていたようで、複数のリースリングを一度に試飲できる機会はなかなかないので、とてもよい機会であった。 しかし、リースリング・リングのことを知らない参加者は、逆に物珍しい様子で試飲をしていた。

札幌のワインシーンは、まだまだイタリアやフランスの赤ワインの人気が高く、白ワインにおいても、シャルドネやソーヴィニヨン・ブラン、イタリア系に走る傾向がある。
要因は、売り手、飲み手の情報不足と学習不足に尽きる。リースリングワインに対する過去からの先入観があること、出会う機会が極端に少ないことが、リースリングの浸透を妨げている。
今回の試飲会を機に、断続的に何らかの方法で、リースリングに接する機会をぜひ増やしたいと思った。

北海道の食材を使った料理に、リースリングはまさに格好の酒である。アスパラ、ジャガイモをはじめとした野菜類から魚介類に至るまで、そのマリアージュは無限に広がる。
道産ワインが実力をつけてきたとはいえ、リースリングを造る醸造家はほとんど皆無である。それゆえ、輸入ワインは必ず受け入れられ、拡大できると私は考える。
そして、今後の販路拡大には、食材とのマリアージュが大きなポイントとなるのではないだろうかと感じた。
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松岡さん、リースリング・リングへのご協力およびレポートをありがとうございました。
※松岡さんのお店は下記になります

≪祥瑞さっぽろ≫
  札幌市中央区南3条西3丁目 プレイタウンふじ井3F
  TEL&FAX:011-827-2008
  HP:http://祥瑞さっぽろ.com/

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